2017年10月20日金曜日

山梨へお出掛け③―甲斐大泉・仙人小屋篇


こんにちは、小田薫です。

毎日毎日、雨、雨、雨、雨…。
寒く鬱陶しいお天気続きで嫌になってしまいますね。

しかも週末の台風がくるみたいですね…。
早く穏やかな秋晴れを拝みたいものです。


さて今回も山梨へお出掛けの続きです。
2日目はジビエ好きの聖地のようなお店、
北杜市大泉町にある「仙人小屋」へ行って参りました。

仙人小屋|八ヶ岳高原から四季の様々な恵みをお届けします
http://senningoya.com/


先にネットで調べたところ、こちらのお店の予約は
「朝9時半に出されるノートに名前を書く」のだそう。

ホテルで朝食を食べて、急いでお店に向かいました!



お店の外観からしていい雰囲気!
熊の剝製や毛皮がワイルドに飾られています。

私たちがお店に到着したのは10時過ぎでしたが、なんと16番目!
1番のお客さんは驚きの8時15分のチェックインでした!
ヤバい、本気だ!

11時半の開店まで待つのは時間の無駄なので、
ドライブなどで別の用事を済ますことをオススメします。


お店に12時に到着し、やっと私たちの順番がやって来ました!
わくわく!



席に着く前にメニューを決めるのが仙人小屋のスタイル。
様々な山の幸があり、めちゃめちゃ迷います。



お茶もセルフサービス。
ニッキ茶、センブリ茶、麦茶、カラマツ茶など
普段飲めない、珍しいお茶が揃っていますよ。



ご丁寧に鹿・熊・猪の取り方の説明まで。
やはり仙人は違いますね。



まず運ばれてきたのは「猪の顔面の燻製」。

コリコリしていて、深めにスモークされていてとても美味しい!
沖縄のチラガーと同じですね。



続いて「熊のスペアリブ」。

お店の方に聞くと、熊の煮込みよりもスペアリブの方が
オススメとのこと。
骨の周りの腱の部分と柔らかなお肉の対比が、噛んでいて
とても楽しかったです。



これまた珍しい「アケビの天ぷら」。

アケビの皮を初めて食べましたが、ほろ苦くて美味しいです。
薄甘い種はデザートにいただきました。



お店で人気No. 1の「熊&鹿 焼肉定食」。

すごいボリュームです!
モミジで隠れて見えづらいですが、手前が鹿肉で奥が熊肉。

鹿肉は脂が多そうに見えますが、全然脂っぽくありません。
むしろさっぱりしてます!
さすが野山を駆け回っていただけあって、脂身がサクサクしていて
とても美味しいです。

いつもイズシカでは赤身の鹿肉ばかりを買っていました。
美味しいのですがもう少し脂身が欲しいなぁと思っていたので、
このお肉は私の望み通りの状態でした!

そして初の熊の焼肉!
熊肉は臭いと人から聞いていたので恐る恐る口に入れましたが…
多少のワイルドさは感じられたくらいで、全然臭くないです!
美味しい!

特にお肉と脂身の間にコリコリとした軟骨っぽい筋があり、
噛めば噛むほど旨味が出てきました。
ちゃんと噛んで食べるのが好きな私にとって、
いつまででも噛んで、味わえる夢のようなお肉でした!

定食についてきたキノコ汁、
特に白きくらげが滑らかでとても美味でした。



一緒に旅した心斎橋のフレンチ「Anvers」のシェフ・下坂正治氏に
お肉を焼いていただきました。
やはりプロの焼くお肉は格別です!

Anvers 心斎橋/堀江 フレンチのグルメ情報|ヒトサラ
https://hitosara.com/0006096770/


素材にこだわったメニューや旬の食材の情報を紹介している
AnversさんのInstagramはこちらから。
Anvers|Instagram
http://www.instagram.com/anvers_french/


8月に訪ねたAnversさんのお店の記事はこちら
大阪食い倒れ①―東心斎橋・Anvers篇
http://odakaoru.blogspot.jp/2017/09/anvers.html




母がずっと食べたいと言っていた「きのこ天ぷら定食」。

お寿司の付け台に「これでもか!」と盛られた天ぷら。
たぶん10種類以上のきのこがあると思われます。
サクサクしていて脂っこくなく、美味しくいただきました!



最後に「鮎の塩焼き(2匹)」。

お腹に卵を持っていて、申し訳なく思いつつ…
皮はパリッと、身がふわふわで本当に美味しかった!

しかし我ながらよく食べたなぁ…。



お店の外には栗が数珠のようにまとめられ、干されていました。
きっと雪深い冬の食料になるのですね。



食後は少し車を走らせて、東沢大橋展望台へ。
綺麗なススキや紅葉が見られて、秋の深まりを実感しました。

連休に出かけることって今まで滅多にしなかったのですが
季節を感じられて、とても良い機会となりました!